便秘外来

便秘外来

便秘、お通じに関してお困りはありませんか?

お通じに関するこういった症状はありますか?

  • 便が出にくい。
  • いきんでもなかなか出ない。
  • 便意がほとんどない。
  • 便が残ったような感じがいつもある。(残便感)
  • 便が硬い。
  • ウサギの糞のようにポロポロ細かい便しか出ない。(兎糞状)
  • おなかが張って、痛いことがある。
  • 便秘が解消すると、今度は下痢になる。

便秘お通じで困っている状態を一般的には「便秘症」と言いますが、医学的には総称して「排便障害」と呼ばれます。

こうした症状がある方の代表的なお悩みは以下のようなものが多いと思います。
市販のお薬を飲んでいるが、うまくコントロールできない。
市販のお薬がだんだん効かなくなってきた。
他の病気でかかっている先生に時々お薬を処方してもらうが、うまくいかない。

実は、便秘には様々な要因があり、それぞれに適切な治療を行わないと効果が出なかったり、症状を進ませてしまうなどの可能性があります。

当院では、こうした症状でお困りの方のために便秘外来を設置して、正しい診断とお一人おひとりの患者様に合わせた適切な治療を行っています。便秘をはじめとする排便障害でお悩みでしたら、一度ご相談ください。

便秘の原因は様々です

「便秘」という症状を引き起こす原因は、多種多様であり、その対処法も様々です。

便秘を分類すると、まずは便秘が起きている場所によって「大腸型」「直腸・肛門型」に分かれます。そしてここから、腫瘍や炎症など目に見える原因が腸にあることによる器質的な原因と、腸の動きが悪いことによる機能的な原因に分類できます。機能性便秘には、さらに一過性単純性便秘と習慣性便秘、薬物性障害があり、痙攣性便秘・弛緩性便秘・習慣性(直腸性)便秘に分類できるなど多種多様です。

便秘の原因となりうる疾病も様々です。大腸がん、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、直腸がん、直腸膣壁弛緩症や直腸瘤、直腸重積などがあります。

便秘の型 器質的な原因 機能的な原因
大腸型(大腸が原因) 大腸がん
炎症性腸疾患
(潰瘍性大腸炎、クローン病)
一過性単純性便秘
薬物性障害
機能性便秘
過敏性腸症候群
直腸・肛門型 直腸がん 炎症性腸疾患
(潰瘍性大腸炎、 クローン病)
直腸瘤(直腸膣壁弛緩症) 直腸重積 など

便秘 外来を設置しています

便秘の原因が疾病である場合には、その治療を行うことで便秘の症状はほとんどが解消していきますが、市販薬などでは上手なコントロールができません。また疾病以外の原因によるものの場合でも、専門的な診療による適切な治療を受けることはとても重要です。「便秘はよくあること」と軽く考えず、ぜひ医療機関にご相談ください。

当院では、年間3000件以上の大腸内視鏡検査を実施してきており、女性の患者様がご希望される場合には、女性医師と女性スタッフだけで検査を行うこともできます。こうした実績や経験を踏まえ、便秘に関してもよりよいコントロールを可能にした便秘外来を設置しています。便通に関してお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

“おなか”について詳しくはコチラ → https://www.onakanohanashi.com